高ボッチ〜ビーナスライン/表

　
九州では数日間の肉体労働であった。
がその翌日には、今度はバイクで出掛けてしまう。
　

　
ここは高ボッチ高原。
大脱走、もしくはアルプスの少女ハイジを彷彿とさせる土地である。
　

　
　残念ながらアルプスの冠雪の美しさはそのピークを過ぎていた。
ともあれ、だ。
この清々しさはそうは得られまい。
　　

　
しかし柵内を開放してはくれないものだろうかと、いつも思う。
　

　
続いてはビーナスライン。諏訪湖から美術館までノンストップで走る。
バイク陣はブンブンとそれはもう好き勝手にかっ飛ばしている。
まるで食卓の蠅だ。
四輪乗りにはそう、思われていることだろう。
　

　
加えて...
あの外車メーカーの違法マフラー装着率の高さはいったいどういうことだろう。
度を越えたあの音量は、何だ。
たいがいがイイ歳をした親父、地位も名誉もお金もありそうな方々だが。
周りは冷ややかな視線で見ているが、
当の本人らは結構なドヤ顔である。
　　

　
　 「ホホホ...愚問ね」
　

　
　ま、昼飯でも食おう。
信州味噌バターコーン拉麺、一丁♪
　

　ここは風の通り道。
　

　
何か見えるかい？
その先に。
　　

　
さてと。
ではまたニッコウキスゲの季節の頃に。
　　

　
　
終