南紀ツー　2日目・後編

　　
先の台風で山中が酷いことになっているのが
良〜く分かったので、
南国ムード溢れる海沿いで
のほほ〜んと南下することにした。
見よこの青々とした海を。空を。
　


　　

　　
とある海岸。爺さんが海を見ながらぼ~っとしている...
と思ってズームしたら猿だった。
　
・・・平和だ。
　　　
こうして暫くは海沿いを流していた。
海沿い、とは言えども適宜内陸に入り込み、
そこは海際まで山がせり出している地形なので、
さすればアップダウンも生れ、
また車線数も道幅も十分な、
何より交通量が少ない快走路だったので
快適にバイクを走らせていた筈なのだが・・・
すると今度は
山中のクネクネスパイスが恋しくなる訳で。
　
ということで
携帯で道路状況を確認してみたが・・・

　

　
　
結局、今宵の宿がある新宮市まで海沿いのR42で南下して、
そこから3桁国道で山間部へと進入することにした。
熊野三山という観光地にも寄りたいし、
流石にそこは通れるようになっているだろう。
　
　

　　
で、その三桁国道のR168である。
　
ひとたびバイクを停めれば、
前にも後にも滝を拝めるようなところもある、
雄大な自然の中を熊野川と併走する快走路であった。
　
　

　　
でしたな？
ヤングファミリー。
　
　

　　
心配で気にはなっていたので、
せめてお見舞いでもと
件の川湯温泉まで行ってみようと足を運んだものの、
やはり一歩手前で通行止めとなっていた。
　
　

　　
この川が暴れたのだ。
　
　

　　
然る後、熊野大社へ。
　
　　

　　　
ぼうず走るな。転げるぞ。
　　
　

　　
満足した。
　
　

　
低い土地では其処此処で浸水した跡が残っていた。
「それはもう美しい限り...」と聞いていた熊野川も
ご覧のように未だ一面の黄土色であった。
　
　

　
新宮市に戻って宿へと向かう。
　
　　

　　
四輪置き場は駄目と言われた。
暫くして様子を見に行くと・・・
気を遣わせてしまったな。
この微妙な距離感に笑った。

　
　

　
ここはビジホだが、併設したレストランでの食事込み。
部屋はゆったりしているし、
食事の際はレストラン内の個室を充てがわれ、
味も良し、なかなかなお宿だった。
　
　

　　　
宵の口、外がどんぱん〜☆と騒がしいので出てみると、
直ぐ先の小さな商店街で夏祭りが開催されていた。
少しお邪魔してみた。

　　

　
なかなか良い旅になってきた。
　
　

3日目 へつづく