今夏はバイクで走るエリアを中信に絞りましたので、
2泊3日の道中の宿は松本周辺で探しました。
無論、好きな温泉宿を狙う訳ですが、
昨今は一人旅という条件では
普通に門前払いをくらいます。
　
がしかし、今回泊まる日程が
お盆の掻き入れ前のアイドル・タイム的平日、
ということが幸いしたのか、
予約サイトの検索でなんと数件だけ引っ掛かりました。
ええ。よく確認しないまま、慌ててポチリまして。
連泊が出来なかったので2泊は別々の旅館、
になったのですが...
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「今日は丸中か。
明日の宿の和泉屋は隣りだろう？
丸中は温泉街の端っこにある訳だから・・・
あれか？
今後、
街を端から純繰りに攻めていくのかね？」
と参謀本部にて参謀さんよりご指摘を。
　
ええっ！？
隣り？
・・・れれれ？
・
・
・
いやはや危なかった。
私どうやら、
予約した美ヶ原温泉の”和泉屋”善兵衛を
浅間温泉の”和泉荘”と
勘違いをしていたようです。
明日、危うく和泉荘の玄関先で
途方に暮れるところでした。
　
前置き長いな。とっととハナシを進めましょう。
とにかく一泊目は、美ケ原温泉の
丸中旅館です。
バイクを停めて、荷解きします。
　
　　

今旅のとっておきのアイテムがこちら。
　
W3のキー・シリンダーにはシャッターがありません。
これで夜間に不慮の雨が降ったとしても安心です。

からだすこやか茶〜W〜
になったのは偶然です。
　
　　

はいごめんよ〜
今宵、世話になるぜぇ〜
　
　

「○○さん（参謀さんの本名）のお知り合いで？
ええ先ほどこの方がお見えになりまして、
丁重におもてなしせい、と賜っております。
ご夕食におビールを1本付けるよう、
仰せつかっております」
と、店主が徐に参謀さんの名刺を・・・
　
　
か、かっ・・・か、
完　　璧　　に　　油　　断
していました...
　
やられたぁ...
　
　

なにはともあれ、
部屋に入ってまずは無事到着の乾杯です。
　
　　　

然る後、入浴。
旅塵とともに心の垢も落ちるだろうか・・・
　
こじんまりとしつつも湯船は広め。
湯はさっぱりしつつもしっとりと潤う感じで、
ぬる湯とまではいかぬとも長湯に最適な湯温。
ちょうどいい。
　
善き哉〜
　
　　　

しかしだよ。
先ほど、油断していた参謀さんを急襲して
嬉々としていた私だった・・・けれどもだ。
本当に油断していたのは
この私だったではないか。
　

そして参謀さん、カッコ良過ぎるぜ...
　
　

館内です。
山の斜面に沿って建築されているようで、
斯様な感じのラビリンスな館内構造となっていました。
面白いね。
　
　　

湯上り後は温泉街を散歩。
　
　　

ぬいぐるみかと思ったら動いたのでビビりました。
やあわんこ。
　
　　

愉しき夕餉。
量もお味もまさに”ちょうどいい”感じでした。
　
　　

参謀さん、頂戴いたしました。
ありがとうございます。
　
　

締めの山菜釜飯が殊更に美味しかったです。
　
　　

そのようにして、
静かに静かに、
美ヶ原高原の麓にあるこの小さな温泉街に
夜が訪れてくるのでありました。
　
　
　

　夜半、外の妙な明るさに目覚めると・・・
中空に煌々と輝く満月あり。
　
善き哉〜
　
　
　　

　翌朝。
実は豪勢な夕餉より
シンプルな朝飯の方が好きな私です。
　
山葵海苔というのを初めて食しましたが
これまた朝飯にgoodですな！
　
こうして然る後、
旅の中日へと
W3を繰り出していくのでありました。
　
　
　

　美ヶ原温泉　丸中旅館
ちょうどいい旅館。
　リピート確定。
　
　
　
信州ツー 2023夏　〜中日〜
へつづく