参謀さんのお蔭で、
予約したと勘違いしていた
浅間温泉の和泉”荘”には行かずに済みまして、
正真正銘予約をしたこちら
美ケ原温泉の和泉”屋”善兵衛に無事到着。
　
松本城下の酷暑から逃げ込むように、
入館予定時刻より少し早目に投宿です。
　
　　

ここは貸切風呂や料理が自慢の
ちょっとだけ料金設定が高い宿です。
ネットの口コミや評価は高く、
私も楽しみにしていました。
　
　
　　

宿帳へ記帳中に、
上がり框に置いておいた荷物を
カウンター上まで運んでくれたのは
ありがたかったのですが・・・
汚れたグローブをメットの内に突っ込んで
持ってきて・・・
　
ダメやん。
　
　
　

ともあれ。
確かに値段分だけ、昨夜宿泊した丸中旅館の
ひと回り上の各種館内仕様、装飾でした。
　
　

棚田のような建築構造は丸中旅館と同じです。
面白いね。
　
　　　

しかしどうも館内、暑いな。
なんで？
　
　
　　　

さすがにお部屋は涼しいね。
清潔でとても綺麗です。
　
がしかし・・・
　
　

「うちは缶しかないんです〜」
ええもう、若女将へ確かめに
受付まで行きましたよ。
　
投宿してすぐの、部屋での瓶ビールでの一杯、
これこそが宿泊ツー最大の喜びごとなのに・・・（泣）
　
　
　　

「お客様のご予約プランですと、
貸切風呂が40分、お使いいただけます〜♪
何時からがよろしいですかぁ〜？
・・・では♪3時からどうぞ〜」
　
若女将はチャーミングな、
不思議ちゃん系の方でした。
　
ところで・・・？
そんなプランだったっけか？
（宿自体も間違えていた私ですから）
　
　　

へ〜。
　
　　

湯船のみが檜かな。
とっても良い薫りでした♪
　
　　

だから館内暑いって。
風呂上りは殊更...
　
　
ここで、先のレポにて予告してありました通り、
不敵なフォリナー軍団と鉢合わせました。
詳細は割愛しますが、
多分、国家と国家との軋轢も
こうやって始まるんだろうな・・・
・・・みたいな。（？）
　
　

ま、今日のトコロは水に流しましょう♪
お湯（温泉）だけど。
　
ということで続いて大浴場の方に。
いやいや、これは”小”でしょう。
　
　
　　

そんなこんなで、さあ夕餉の時間です。
さすが宿の売り、贅沢なものでした。
　
　
　

　・・・凄いね。
　
　
　　

　リクエストしていた馬刺し。
超美味し！
　
　
　

　締めはお蕎麦。
　
しかし残念なことに、
各献立の配膳のスピードとタイミングが
決定的に悪かったです。
　
例えば最初の生中が届いたのは、
前菜を全て食べ終えた後でした。
以降もずっとそんな感じで...

・
・
・

ついでに言わせていただくと、
布団を敷くタイミングも。
お客が寛げんよ？あれでは。

いずれも給仕の信大生（多分）のバイトの方々が
一生懸命で感じも良かったので、
何も言いませんでしたが。
　
　あと、部屋に電波が届きません。
　
　
　

恥ずかしながら私、最後の悪癖、
未だ煙草を喫っているダメな人種です。
　
　
それはさておき、この和泉屋善兵衛。
随所で少し、お客に甘えている感じがしました。
　　
”珠玉　磨かざれば光なし”
　だと思うぞ。
　
　いやもしかしたら、料金でお客をランク分け、
サービスを替えているのかも知れません。
だとしたら、もはや仕方ないですな。
　
　
　

ところで先ほどから
どこかで「スピ...スピ...」と
生き物の声がするがなにかな？
　
　
　

あら！
燕のご家族でしたか！
煙かったんだね？ごめんすぐ消すから。
　
おやすみ。
お互い明日も頑張ろう。
　
　
　

この後フロントにて、
この燕のハナシで若女将と
暫し盛り上がりました。
　
このように基本は
気持ちの良いお宿なのでしたけれども...
　
　
　

翌朝、旅3日目。
今旅の最終日。
午前5時の朝風呂後、戸外へ。
　
有難いことに今日も晴れ渡っております。
がしかし、暑くなるだろうな〜。
　
　
　

朝飯。
　
例えばこのお新香。
こういう些末なところにこそ、些末がゆえに、
実はその宿の本当の気質が反映されているものだと、
常々私は思っております。
　
個人の意見です。
　
　
　

嫌味な事ばかり申し上げましてすみません。
　
ま、そこまで出来た人間では無いから。
私は。
　
　
そしてここ（温泉で淹れたコーヒー・サービス）で再び、
件のフォリナーとの火種が燻り・・・
　
他人は自分を映す鏡。
多分、こちらにもなにかしら
彼らの気に障る態度があったのでしょう。
　
ま、知らんがな♪
　
　
　

さあ、帰途につきましょう。
　
　
　
信州ツー 2023夏　〜最終日〜
へつづく